循環の流れに身を任せて
出穂の国と呼ばれた日本国、
その数百年にわたって連綿と受け継がれた水田の広がる緒方町で、
これからも次世代に受け継いでもらえる農業として、
有機農業を提唱してきました。
有機農業は単なる生産手段ではなく、
人と人の繋がり、人と生き物の繋がり、人と大地の繋がり、
それらすべてが一つの循環の中に存在してゆくための
歯車のようなものだと思います。
そんな歯車の一つになれるように、
つなぎ役を担えるように。
自給できる農業を目指して、21年前に静岡から大分県緒方町に移住し、主食であるコメを中心に野菜、麦、大豆や大分特産のカボスを育てています。