今回のブログは,当農場の“土”(苗用の土)について紹介したいと思います。 当農場の野菜づくりなどは,土づくりから始ります。 土が出来るまでには時間がかかります。 まず,温床づくりから始ります。
温床とは,藁,落ち葉,米糠などを発酵させ,発酵する過程で発生する発酵熱を使い,苗(種から植えた)を育てる場所のことです。 10日に1回温床を混ぜます。酸素を全体に入れてあげることで,微生物の活動が良くなり,温床の温度を保つことが出来ます。 この作業が簡単に見えて結構重労働なんです😅 (ここには微生物がたくさん働いています😊) 苗が大きくなったら温床は使わなくなるので,この温床で使った発酵した落ち葉などを全て雨風のあたる外に出して,細かく自然分解します。 土に変わるまで1〜2年ほど分解させて、当農場の“苗土”になります。 これだけでも良い土なのですが,当農場ではこの土とぼかしと籾殻燻炭を混ぜ合わせて使っています。
なぜ籾殻燻炭を入れるのか? 籾殻燻炭には,水分を保持してくれる。通気性が良い。根張りが良くなる。微生物が炭の中に住み着きやすい。という特徴があるからです! すごく大事な役割をしてくれています。 こんな感じで当農場の“土”が作られています。